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ジゴが足りない

情報強者様に馬鹿にされがちな 「ギガが足りない」 すなわちスマートフォンの通信量を 「ギガ」 と表現する件ですが、 そんなものは大した問題じゃないです。

「クラウドを増やす」

もう一度書きますよ?

「クラウドを増やす」

いや意味はわかりますよ?クラウド環境内で動いてる実行単位を増やすんですよね?柔軟にスケーリング出来るのがクラウドの利点ですからね? これが不味いのはこれを言ってるのが 「くらうど?とかよぅ解らんしなんか良い感じでお願いしますわ」 なエンドユーザではなく、 「クラウドコンピューティングの先端を進みお客様への価値あるソリューションを創出する(笑)」 とか自称してるえすあいやー様で、その場しのぎの出任せで速攻逃亡する営業ですらなく 技術面での要件定義を担当してる窓口 SE が言ってるというところであって。

挙句に 「排他的な実行が保証されなきゃならない箇所の問題だし、並行処理数を増やしても解決しないですよね?」 と お客様に即座に指摘されてしまっているのが恥ずかしすぎる……。 実行数ではなく実行性能自体を引き上げる方向のスケーリングもあるにはありますが……。

それはおいといて、上の方のエラい人々は最先端気取ってクラウドガーとかいってますが、 現場が自分の仕事の勉強もしないようなカスの詐欺師ばっかりだから日本のアイテーは何をやってもゴミしかお出しできないというのがよくわかる構図ではあります。 もっとも、そんなカスみたいな業界だから私のようなコミュ症のギリ健でも仕事してる振りができているわけで、 他人事のように罵倒するのは恩知らずな話ではありますが。

さておき、実際にお客様の前に出て会話しなきゃならない連中はまだしも 社内ネットワークやポリシーといった 「基盤」 をやってるような奴等は お客様の前にお出し出来なくなったような COBOLer 崩れがやってるもんだから 「セキュリテー!コジンジョーホー!クラウドなんて怪しいもの繋がせない!!!!」って クラウドを利用したシステム構築を業務にしてるくせに社内ネットワークから AWS や Azure が遮断されてるというお笑いな状況になっています。

じゃどうやってシステム開発してるのかというと各社員が自分の開発用 PC をテザリングで AWS 環境に接続して開発し、 リリースの時は対象リソースをポータブルデバイスに入れてお客様の事務所に持っていってリリース作業という… クラウドとは!?!?